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(福祉事業所) x( 廃材のクリエイティブリユース) = 唯一無二の自主製品!

おはようございます。しっとりとした土曜日ですね。
マジェルカでは朝からご家族づれが買い物を楽しんでくださってます。
さて、今週水曜日に私イトウが足を運んだのは・・・
日本橋の高島屋資料館で開催されている《クリエイティブリユース》展!
月曜日の日経新聞の文化欄に載っていた「OIDEYOハウス」さんの雷バックの写真が目に留まり、記事を読んだら「ありがとうファーム」さんまで紹介されているではないですか!
「クリエイティブリユース」。初めてきいた言葉だけど、何か面白そう!と、紹介されていた展示に出かけてきましたよ。

展示されていたのは・・プラスチックケース、コンピューターの基盤、布製の足袋、干した魚の皮、プラモデルの切り取った残り部分、使命を終えたエアバッグ・・などなどなど。一般的には「ごみ」に分類されてしまうような素材。

 

 

ですが、想像力・創造力を働かせ、これら「廃材」に命を吹き込むことで、心豊かな暮らしを実現したり、人とつながるきっかけができたり、新たな価値が生まれる。
そうした一連の活動を「クリエイティブリユース」というのだそう。(ご興味のある方は大月ヒロ子さんを検索してくださいね!)
そして、世界各国の「クリエイティブリユース」の活動を紹介するなかで、日本の事例として紹介されていたのが、OIDEYOハウスさんやありがとうファームさんのアップサイクル商品。

よく考えてみると・・
消防ホースの財布(N-Stage)、端革のキーホルダー(第2アトリエとんとん)、そして、基盤やキーボードの部品でデコったミニロボットのエコッチ(杉並希望の家)←製造中止となり心の底から残念・・ などなど、マジェルカで人気の商品の多くは、まさにクリエイティブリユースから生まれたアップサイクル品!
廃材のクリエイティブリユース x 福祉事業所=唯一無二の魅力的な自主製品 というわけですね!!
これらを開発した事業所のスタッフの皆さん、とてつもなくクリエイティブな方々なんだなと。
そして、沢山の新製品を生み出してきた我がオーナー藤本も、間違いなくその一人だなと。
そんなことを考えながら高島屋を出たのですが・・
お向かいの丸善でなんとなく手に取った佐宗邦威さんの「デザイン思考の授業」という本を、コーヒーを片手にペラペラと読んでたら、ここにも「クリエイティブリユース」との共通点が!!
かのスタンフォード大学で設置されている“インスピレーションの為の仕掛け” として紹介されてたのは、不要になった素材をあつめた「がらくた倉庫」。・・・これってさっき見てきた展示と同じものでは!?

ビジネスシーンでも注目されつつある「デザイン思考」。
実践の現場は、福祉事業所にあり!!
そんな事業所を見つけて世の中に発信していきたいなぁ・・
マジェルカでも福祉の現場でこの試みを後押ししていきたいなぁ・・と、
早速クリエイティブな思考に突入した、あるOFFの一日でした~☆
イトウ
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