工房まるさんへ行ってきました。~あいとさんのお茶碗・あだちさんの音だま編~

くどうです。

気付けば師走・・・もうXmasに年末じゃないですか!恐ろしや。

最近くどうブログが途絶えていてご心配をおかけしたと思うのですが(え?だれも心配してないって?)

実は書きたいブログを温め続けていたのでした。忙しすぎて時間がなかったとも言いますが。

 

さて皆様、覚えていらっしゃいますか?

10月12日、大きな台風がやってきて、前日早々にANAが飛行機を全便欠航と決めた日の事を・・・

JRも、午後は計画運休だと発表した日の事を・・・。

そんな日に、家族の反対を振り切り、私は羽田空港へと向かう電車に乗っていました。

人気のない最寄り駅、まばらな乗客。

目的は、マジェルカがとってもお世話になっている「工房まる」さんへ行くことと、

翌日の大学時代の友人の結婚式があったのでした。

空港にはなんとか到着しましたが

雨で搭乗予定の飛行機が見えません。

飛ぶのかな・・・むしろ欠航とアナウンスしてほしいと心の中でつい呟きます。

行先は福岡。

 

ドキドキのフライトは、まー揺れる揺れる。家族に手紙を書き残そうか悩むレベルで揺れました。

が!到着地の福岡の天気は晴れ。無事に着けて良かった!

よれよれと、宿泊するホテルにチェックイン後、

福岡駅からバスに乗ること15分。

バス停からほど近く、坂を上ると可愛い建物!わくわく!

着いた時間はちょうどお昼休みで、外のベンチではスタッフさんや利用者さんが休憩中でした。

「東京の!」「くどうさん?」「飛んだんですか!」「連絡無いから心配しましたよー」

と、皆さんが一斉に声をかけてくださいます。わーん、嬉しい!

 

「工房まる」のこの素敵な建物は、もともとは産婦人科で、

右側の白い建物、陶芸棟は後から建て増しされたそう。

この陶芸棟前のベンチがみんなの憩いの場でもあり、帰りの車を待つ場所でもあります。

 

手描きの看板がお出迎えしてくれます。

さすがまる、看板もアート!

 

主任の池永さんの案内で、まずは陶芸棟に。

マジェルカでお馴染みの模様が!

 

ここで皆さんが陶芸をしています。

工房まるの陶器職人といえば・・・

あいとさん!

素敵な笑顔で、作り方について説明してくださいます.

丁寧に作り方を説明してくれます。(後半に動画あり)

まるい型に粘土を載せて、少しずつ、少しずつ指で押していきます。

ゆっくりなので土が乾くことも。そしたら水で濡らしつつ伸ばすのですが、

職人あいとさん、夢中になってしまい、鼻の頭が粘土で白いことしばしば。

目には入らないようにと、目はつぶっているそう・・・本当だ。

 

ぎゅっぎゅっと押していきます。

爪の跡や、指の跡がつきますが、

「味わいのある作品になります」

と、あいとさん。確かに!

もともとは、依頼があってカフェオレボールを作っていたのですが

器に足をつけてお茶碗にしたら好評だったとか。

それ以降10年ほどこの形で落ち着いています。

「陶芸がやりたくて、工房まるに来たんです」とあいとさん。

へえ、と聞いていると

池永さん、「え!そうだったの!」とびっくり。

「はい、醤油さしが作りたくて。」

醤油さし・・・卓上に置いてある、あの複雑な形の。随分ハードル高いねえ・・・もしかして醤油皿?

「あ、そうですー」

みんなで大爆笑。

良い雰囲気なのがびしびしと伝わります。

そんなあいとさんの、とっても丁寧で素敵な商品紹介がこちら。

 

紹介もひとしきり終わった頃合いを見計らったのか

突然となりにいたあだちさんが叫びます。

「動画を・・・動画を撮ってください!」

振り向くあいとさん。

そして、あだちさんからの熱いメッセージ!

あだちさんは目が見えないのですが、

たまに見えないはずの新聞紙をがしっとつかみ、丸めているそう。

心の目・・・?

そんなあだちさんは、来訪客ととある方法でコミュニケーションをとっています。

来訪客に粘土で小さい球を作ってもらい、それを新聞紙で包んで丸め、

その上からさらに粘土でくるみ、丸くして切れ目を入れて焼くと、鈴が出来上がります。

その製作途中で欠かせないのがあだちさんの「気」

目の見えないあだちさんにとっては「音」は大事なツール。

「気」の入ったその鈴は、音だまちゃんという楽器になります。

以下、あだちさんの気入れの瞬間。油断してると急に来ます(笑)

この後切れ目を入れて、顔をつけて持ち手をつけます。

焼き上がりは見れないけれど、私の作った音だまちゃんは、またお客さんへ見てもらえるというつながりの仕組み。

どんな音を奏でているのかな?

 

工房まる来訪期、まだまだ続きますが

今日はこの辺で。

 

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