マンスリーサポーター制度とは？
毎月定額のご寄付をいただくことで、日本全国の障害者施設で作られる雑貨製品専門のショップ運営や、作り手の働き甲斐や収入向上につながる支援、障害のある人の活躍の発信など、2011年からマジェルカが行ってきた様々な活動を継続的に応援するしくみがこの「マンスリーサポーター制度」です。
皆様から託される資金は、マジェルカが、安定して事業に取組むための大切な原資の一部となります。
※ マンスリーサポートは継続(毎月)での寄付となっています。初回の寄付決済以降、毎月1日に自動的に初回に寄付いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。
マジェルカとは
・障害のある人たちの仕事を生み出し社会につなげる
・障害のある人たちへの関心を高め、理解を広げる
・障害のある人たちとの関りを、特別ではない当たり前のことにする
これらを実現するために、マジェルカは下記に挙げた「ウェルフェアトレード」の理念を大切にし、障害のある人たちの働き甲斐や収入の向上と、障がいのある人無い人があたりまえのように混ざり合うインクルーシブな社会の実現を目指した活動を行ってきました。
＜ウェルフェアトレードの理念＞
私たちは障害のある人たちを、単なる「支援の対象」としてではなく「対等なパートナー」ととらえます。
マジェルカは11年に渡る活動のなかで、福祉と社会の双方に、数々のインパクトを生んできたと自負しています。
＜マジェルカの役割＞
そんなマジェルカの役割をイメージしてもらえるアニメーションです。是非ご覧ください！
マンスリーサポーター制度を導入します！
今まで私たちはこれらの活動を、主に自分たちで自主製品(障害者施設で作られた製品）を販売することによる利益によって支えてきました。
しかし、ウェルフェアトレードの理念に則り、障害のある作り手への還元を重視すると、販売利益はさほど大きくはできません。にも拘らず、商品の製造や販売に慣れていない障害者施設との取引は、実は、一般の取引きに比べると手間や時間も必要となっています。
（私たちはただ売るのではなく、障害のある人達の働きの成果である製品の付加価値を、より高めるべく障害者施設に向けたアドバイスや提案も積極的に行っています。また、障害者施設が設定する安すぎる価格へ対する逆提案も行います。）
また、「（支援の為に）買ってあげる」のではなく「（素敵だから）欲しい」と言ってもらえる事を重視する私たちは、実店舗やオンラインショップ、百貨店などでのポップアップショップ等で、一つ一つの商品を手間ひま掛け、その商品価値が発揮されるように工夫し販売しています。
そのためにも、多くの人が障害者と繋がるきっかけの場となる店舗があることはとても大きな意味を持っていると実感しています。
それらはウェルフェアトレードの実現のため、全てが必要で意味のあることですが、その結果として家賃や人手、時間など多くのコストがかかり、それを製品販売の利益だけでは成り立たせることが出来なくなっているという現実があります。
ちなみに活動原資の一つとして助成金も時に活用しますが、それらはどれも一過性であり、チャレンジしても採択される可能性はかなり低く不確実なものであるのが現実です。
マジェルカが11年続けてきた活動を、2022年で一度閉じる決断した理由は、まさにこの不十分で不安定な「活動原資」でした。
コロナの影響によって、特に必需品ではない雑貨を扱う小売りを行うマジェルカが、営業努力による「売上」に頼ること、そして何よりもコストのかかる店舗を維持し続ける事の限界を突きつけられました。
コロナが落ち着いても今後もこの流れは加速していくと思われます。
そして、どれだけ社会にインパクトを与え、障害のある人たちの働き甲斐を高める活動であっても、これ以上は自分たちの力だけで、今日まで続けてきたような無理を重ねていくことは既に出来なくなっていると判断しました。
しかし、閉店を告知してから寄せられるのは、「マジェルカは唯一無二の店で、無くしてはいけない」「是非とも継続してほしい」「今後できることがあれば喜んで支援したい」という沢山のお客様の声でした。
また、お客様だけでなく、障害者施設のスタッフや、時には障害のある利用者本人、または、そのご家族の方々からも「自分たちの製品がマジェルカで売られる事が誇りだった」「マジェルカに製品が並ぶことが自信になっていた」という声も多く届きました。
「マジェルカマンスリーサポーター制度」はそんな声を受け、辿り着いたマジェルカ継続の仕組みです。
マンスリーサポーターの仕組み
マジェルカのマンスリーサポーター制度は、毎月1000円（1日約30円）からのご寄付でマジェルカの活動と場所を継続的に応援し、関わることができる仕組みです。
いつでも金額変更や解約も可能です。
マジェルカは、社会的意義が高く世の中を変える発信活動をしながらも、公的なサービスの側面を期待され、活用されながらも、全国各地に存在する福祉ショップのように公的な資金に支えられることは全くなく、主に自分たちの営業努力による運営を行ってきました。
ですが、これからは世の中の皆様に支えてもらいながら活動する市民活動として、その活動と拠点を継続させたい。ー－－その仕組みが今回のマンスリーサポーター制度です。
この仕組みが多くの皆様の理解を得て、受け入れていただけるかどうかも、マジェルカが世の中に必要とされているか、存続していくべきかに関わるといっても過言ではありません。
皆様からのご支援で、実現したいこと
1．ショップ事業の継続
12年間、沢山のお客様に「新たな価値」を提供し、「希望」を感じていただける場所であり、障害のある方々やそのご家族の自信やモチベーションにもつながってきた店舗とオンラインショップ事業を継続します。
これは、今までマジェルカの商品を作ってきてくださった皆様の仕事を継続させるということにも直結します。
今まで同様ウェルフェアトレード商品の魅力を発信する拠点とし、福祉と社会の接点をさらに拡大していきたいと思っています。
2．全国の自主製品をブラッシュアップする活動の実施と継続
障害者施設の利用者の「得意」が活かされ、彼らの工賃向上と働きがいの向上につながる自主製品づくり。
継続的にワークショップや研修を実施し、マジェルカがこれまで培ってきた知見を活かして福祉事業所のモノづくりを更にレベルアップし、ウェルフェアトレード市場の拡大につなげていきます。
3．障害者施設と企業・市民の橋渡しとしての機能を強化
ここ数年、SDGｓや、インクルーシブの理念の浸透と共に、「自主製品を扱いたい」「障害者施設と一緒に何かをしたい」というニーズが増加しています。
今後は販売活動以外の部分でも、企業や市民の方と福祉事業所をつなげる活動も強化していきたいと考えています。
マンスリーサポーターの皆さんが得られるもの
マジェルカ商品をサポーター価格（約10％OFF）にてご購入いただけます！
マジェルカの実店舗、オンラインショップ双方で、いつでも10%OFFで障害者施設で作られた製品をお買い物して頂くことが出来ます。
「マジェルカカフェ」にご参加いただけます。
マジェルカカフェとは、マジェルカ代表の藤本を含むスタッフとの懇話会。月に1回程度で、オンライン・オフラインのハイブリッド開催の予定です。
この懇話会では、ウェルフェアトレードにまつわることを学べるだけでなく、「インクルーシブな社会」を実現するためにマジェルカが何をできるかを、一緒に考えていただく場にしたいと考えています。
皆様には、「同じ価値観をもつ仲間と共に、誰もが生きやすいインクルーシブな社会にむけてのアクションを起こすことができる」と考えていただけると嬉しいです。
社会に新たな価値を生むマジェルカでの活動を、人生の一コマに加えてみませんか？
是非、私たちの仲間になってください！
