今回訪問したのは、東京都八王子市にある”八王子生活館”さん。
手紡ぎや手織り、フェルト細工などを行っている事業所さんです。メンバーひとりひとりの思いを大切にして、つくりたいものが実現できるように糸選び、整経~筬通し~そうこう通し~お巻き~といった織り始めるまでの作業のほとんども自分たちでやっているそうです!カラフルな糸が沢山並ぶ工房ぱた、訪問の様子をぜひお楽しみ下さい。
〈良かった点〉(一部)
- 作品や工程を実際に詳しく見せていただけたこと。
- 普段の様子がそのまま伝わってきていいと思いました。
- 作り手の方とその作品のつながりがよく見えました。特に糸繰の作業を見て、技術の高さに驚きました。
- 実際の作業所の様子を、時間をかけて一つ一つ丁寧に紹介してくださったのが良かったです。
- どんな雰囲気で作業され、商品が作られているのか知ることが出来て良かったです。
- リアルタイムで施設の中の様子を見られたり、携わられている方々のお話を聞くことが出来たこと
〈参加して得られた気づきや変化〉(一部)
- 複雑な工程もご本人さんが自ら技術を習得してやっていて、職員さんはそれを補助する程度で、あまり手出し口出しはされていないようでした。好きなことを好きなように表現されているように見えたので、単調な下請け作業や内職よりもご本人が楽しんでやっているのではないかな~という気がしました。
- 織物の使う材料にまでこだわりを持って、質の高い商品を提供されていることに驚きました。「一点もの」や「障がいを持つ方が作った」という価値だけでなく、商品としての価値がしっかりされていることに恥ずかしながらハッとさせられました。
- とても活気のある雰囲気が印象的だったのですが、利用者の方も、スタッフの方も、自分の好きなことを大事にしながら、お互いを尊重して、一つの場を作っているように感じて、関係性のあり方がとても素敵だなぁと感じました。