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おがのマジェルカcaféレポート

初めまして!

9月中旬からマジェルカで働いている、おが と申します。

よろしくお願いします!

 

昨日9月23日(土)、マジェルカcaféを開催しました。

そこにおがも初参戦させてもらいました!

 

様々な立場にいらっしゃる方々がたくさん来てくださって、いろんなお話ができました。

 

実は私もお話ししてみたいことがたくさんあり、

前日にメモ紙4枚を使って自分のメッセージなどを書いて整理しておいたのですが、

おがはとても(それはそれはものすごく)緊張しいなので、自ら発言ができずに終わりの

時間を迎えてしまいました>_<!

ですが皆さんのお言葉・お気持ちを直接聞くことができてとても勉強になりました。

 

皆さまご存知の通り、マジェルカではアートに満ち溢れた商品をたーーーーーくさん置いています☆

実はおがも絵を描くことが大好き☆

個人的な趣味として、絵本やイラスト集を手で製本して作ったり、便箋を作ったり、切り絵作品を

作ったり…ここでは書ききれないんですが、自分の絵を手に取る形に作っていくことを楽しんでいます。

おがは、ずーっと作ることに挑戦し続けていきたいです!

 

マジェルカではスタッフが商品を作ったりはしていません。

なので、おがが実際に商品を作るわけではありません。

大事なのは、『作ることばかりやって来たおがが、今度は障がいのある方が作った商品たちを

皆さんにお届けできる立場になった』ことが、とても嬉しいということです。

それはやはり『作っていきたい側』の気持ちも、常にあるからだと思います。

 

おがはなぜその、『描くこと』『作ること』をし続けるかというと、ものすごく世の中に伝えたい

気持ち・メッセージが自分の中にあるからです。

自分の好きな物作りを通して、届けたいことがあるからです。

おがの絵に、そんなメッセージを練り込んでいきたいのです。

 

お話が戻りますが、昨日のマジェルカカフェではおがのような『作りたい!』の立場の方より、

作ることをサポートしていく方々の方が多かったように思います。

その場でこんなお話もできたらよかったのですが、次回はおが、トライします!!!!!!

 

私ごとではありますが、おがも障がいを持っています。

今ここでこうしていられることも、過去の辛い症状や苦しいことを乗り越えてこれたからこそです。

そして安定して来てはいますが、現在も症状と戦っています。

 

そんな中で、おがが絵を描き続けることは非常に大変でした。

病気と闘いながら絵を描き続けることは簡単ではありません。

一時期絵も全く描けない時期は、別人になっている気持ちでした。

描かない時期がありながらもおがは絵と向き合って来ました。

 

デイサービスに長い間通っていましたが、その時の行事で絵を描くことも非常に辛かったです。

絵が好きでも、絵がしんどい時もあるのです。

むしろ絵を描く人なら、『絵を描く楽しみ』と『絵を描く苦しみ』を兼ね備えているんではないか

と思います。

『産みの苦しみ』とよく言いますが、自分なりの表現方法を見つけるまでは簡単なことではありません。

そんな中、更に病気が心を支配してしまっていれば、もっと苦しいことだと思います。

 

繰り返しになりますが、おがは障がいを持った上で、

描いた絵を通して皆さんに伝えていきたいメッセージをとても強く持っています。

 

おがからお願いしたいことは、そんな作り手さんたちのメッセージを、

強く届けていってほしいことです。

 

サポートする側の皆さんに、『作り手さんたちのメッセージ』を『本当の意味で汲み取って』

『届けてほしい』のです。

 

この『本当の意味で汲み取る』というところがおがの今回伝えたいことです。

 

本人の絵を描く気持ちを、感じ取ってください。

 

もしかしたら、苦しくて描くのが辛いかもしれない。

 

もしかしたら、伝えたくて描きたいのかもしれない。

 

おがはどちらも感じたことがありました。

ですが、どの部分もなかなか周りの人には伝わらなかったと思います。

おがが絵を描くことが本当は苦しかった時があったこと。

おががこんなにも心の中にふつふつと熱い気持ちがあっての上で絵を描き続けていること。

 

あまりにも言葉で伝えきれずにいるので、

実はおがは自分の気持ち・伝えたいこと・届けたい言葉を、

家で漫画にしています。

伝えるって、そういうことではないでしょうか。

メッセージがあって、次にその方法を選択する。

 

『今、アートで商品を作ることがブームになっている』

昨日こんなお話も出ました。

その中で感じたことはこういうことでした。

『届けたい気持ち→ものを作る』という肝心な順番を抜かしていることも多いのではないか。

 

ブームには乗れても、肝心の心には響きません。

 

『作り手』側の気持ちと、『事業所でサポートをしている』側の気持ちのバランスがとれた時に初めて、

 

『障がいのある方が作った作品を世の中に発信していく』

 

ということの意味が大きな力になるんではないでしょうか。

 

きっとそれは本当に大きな力になると思います。

 

 

 

本当におがも昨日の夜は色々なことを考えました。

このようなブログを通して少しでもおがの気持ちが伝わることを祈って…☆

長文ですが読んで下さってありがとうございました!

 

マジェルカのおがより

 

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